全ては巡ってうまくいく【トーラスクリエイション】

スピリチュアルに軽やかにこの世を生きる

ルノルマン・ピケと歩む時間

ルノルマン・ピケと向き合い続けた3年間が、この一冊に凝縮されていました。

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ルノルマンスクールのプリンシパルJUJUさんとmimiさんにとっては、どれくらいの時間がここに詰まっているんだろう。研究熱心なお二人は、それこそエンジンがかかったら昼でも夜でも関係ない。そしてエンジンがかかると止まらないのは時間だけではない。空間の移動だ。魂や氣の世界では瞬間移動が可能だが、肉体を持って生きるわたしたちにそれは適わない。肉体と重い荷物を持って、新幹線や飛行機といった移動手段を駆使し、そこには運賃と宿泊という費用までがついてまわる。そこで、その土地その土地で集まった受講生に合わせた、臨機応変な"講座"が繰り広げられる。土地のカラーがある上に、集まる人の温度だって違う。その時に最も効果的な言葉を駆使し、まさに時の魔法使いとなり受講生の脳内に斬り込んでいく。わたしレベルで、京都、神戸、姫路、東京、各地各所で講座やセミナー、お話会に参加し、この本に書かれていることの全てを、生の言葉で何度も何度も、繰り返し伝えていただいた。そんな受講生がわたしの他に一体何人いるのだろう。

先日の東京サロンで、JUJUさんにサイヴォーグリフレを受けていただく機会に恵まれた。JUJUさんは小さい。決して身体の大きな方ではない。それが、これまで感じたことが無いくらい大きな大きな力を内側に秘め、たくさんの何かを背負ってられた。それは人だったり、人の感情だったり、与えられた使命だったり、託された希望だったり、もうしっちゃかめっちゃかに混在していてものすごい状態なんだけど、ご本人はシレッとスマートに、微塵もそれを感じさせない。凡人ならきっと逃げ出すレベルなんだけどJUJUさんは「でも好きなのよね~♫」と一言。そうなんですこの方は全部それを「好き」で受け容れて取り組まれている。頭が下がるとかもうそういうレベルではなく、何ならもう地面に頭をぶつけすぎて流血必須というくらいの思いがこみ上げる。平常心を取り戻し次に放った言葉は「時々リフレさせてくださいね」だった。わたしにはサイヴォーグの恩師本田文から受け継いだ、サイヴォーグプライドを持ってトリートメントする自信がある。できることがあって良かった。本当に。ここは本田先生に感謝しかない。

わたしは自分の講座で、最初に「ルノルマンカードは自己成長のカードです」とお伝えしている。ちゃちゃっと読み方習得して次に行きたい方には、恐らく何も響かない一文だと思う。だけど本当にここが大切で重要で、カードと向き合い続けることで必ずその転機が訪れる。自分がカードと共に成長してこそ、そこに本当の信頼関係が築かれる。そもそも自分が成長していないのに他人に成長を促すなんて、言葉として到底響くはずがない。まずは自分。そして家族。これはサイヴォーグメソッドにも通じる部分だ。足下きちんと定めないと、糸の切れた風船みたいにふわふわしちゃって収集がつかない。肉体を持って生きる限り、わたしたちは誰もが地上に降り立って、限りある命を切磋琢磨するしかない。ちなみに、わたし自身すごく変わった。特にわたしは途中からサイヴォーグとルノルマンを並行して学んだから、おそらく驚異的なスピードで変化し進化した。自分の弱さや脆さを向き合うツライ時間もあったけど今となっては全てが尊い。3年間この日が来るまで逃げないで良かった。

一つのことをやり続けるって実は相当、体力はもちろん忍耐力も要る。しかし、やり続けることで積み重ねる信頼は強い。「安い・早い・うまい」が主流となった時代の弱さが今、露呈されている。たとえば、石の上にも三年、ということわざがあるが、これは3年間耐えなさい、という意味ばかりではない。継続は力なり、という言葉に近いものがある。続けるって難しいけど、やったらすごい自信になる。自分がまずは自分のことを誰よりも信頼できるように。ルノルマン・ピケは裏切らない。いつでも自分だけの味方でいてくれる。

ルノルマン・ピケ ― 未来を描くグランタブロー

ルノルマン・ピケ ― 未来を描くグランタブロー