全ては巡ってうまくいく【トーラスクリエイション】

スピリチュアルに軽やかにこの世を生きる

先ずは自分が幸せになること

講師を始めて以来ずっと課題なのが、受講後の生徒さんの進路について。ホントは講座が終わったら、はいおつかれさま!でもいいのだろうけど、やっぱりできるならその後の人生に、少しでも活かしてもらえたらと余計なオバサンと化してしまう。そろそろこれ改めないとな。

それでも、わたしが講座内でお伝えしているのは、人様に希望や夢をもたらせることができる人を養成する内容でもあります。つまり人様を希望に導くことのできる人を育成していますので、まずは本人が癒され、トラウマを払拭しブロックを手放していることが大前提となります。ですので、カードにしてもレイキにしても、受講中もしくは受講後、自分自身がクリアになるための「試練」が自ずとやってくるのです。それは全ての人に起きます。ヒーラーやセラピストを目指す人にはもれなく、ここでまず試されます。ヒーラーやセラピストとして生きる覚悟が本当にあるのかどうか、と。

だいたいの方はここで断念されていきます。「わたしのことはどうでもいいんです!」と暴言を吐いていかれる方もいらっしゃいます。でも、自分のことは棚に上げて他人に何ができるというのでしょうかね。

過去のわたしはその暴言にいちいち自分が傷付いていました。だけどその暴言はわたしに向けられているものでは無いことが理解できて、今はもう平気。ここは講師としてのわたしへの試練だったのでしょう。

大きな課題となるのが「お金」にまつわること、そして「働く」という考え方についてですね。それはもう見事なまでにここで試されます。「お金はエネルギー」という意味を本当に理解できるかどうか、なかなか難しいところです。なぜなら特に日本人はその歴史から「右へならえ」という軍隊思考、奴隷意識を、幼少期からの義務教育の中で無意識に埋め込まれていますから。そこから外れると生きていけない!くらいの恐怖で縛られています。わたし自身実際に「お金が貯められない自分は生きてる価値がない」と信じてましたから。あほですね。

「お金」は価値を図る「道具」に過ぎません。そして本来の中身は「エネルギー」ですから、紙幣や金貨が手元に合っても無くても、価値を交換できるなら、紙や金属にこだわる必要は無いのです。それこそ、最近は紙や金属という物質を介せず、QRコードスマホでピピッ!と済ませられる時代になってきましたからね。どんどん世の中は進化しています。いつまでも現金握りしめてて何も買えない未来がやってくるかもしれません。

本当の豊かさ、について気づくことも必要です。その先陣を斬っていくために、ヒーラーやセラピストを目指す人たちから、その実体験を迫られることもあるでしょう。わたしなんか何度もその「お試し」に遭ってきています。また人と人とのパートナーシップについても、よくお試しで現れる事象です。そこには夫婦関係はもとより、親子関係、兄弟姉妹という血縁関係にある人たちとのアレコレも浮上してきます。わたし自身抱えている事象もありますが、自分自身の方向性はある程度見据えていて、相手の出方待ち、という時間も必要なのですね。焦って解決する必要はありませんが、むやみに逃げていると「追い打ち」がかかります。なので「逃げない」ことは大事です。課題からはどうしたって逃げられないもの。今生でクリアできなければ来世に持ち越すだけ。早くやっつけてしまった方が絶対にラクですよ。わたしは自己解決できることなら、さっさと自らどん底に落ちていって、さっさと這い上がってくることにしています。

終わらせることが課題の人、終わらせたい衝動を抑え、継続することが課題の人、同じ課題でもクリアする方向が真逆になることだってあります。ですから人と比べる必要なんてありませんし、比べたところで何の解決にもならない。自分だけに目を向けることです。ただひたすら自分に向き合う地味な時間を過ごすことです。

そうやって自分が課題を越える度、魂は磨かれ軽くなっていきます。それがライトボディを活性化することですね。そうして真のヒーラーやセラピストになっていくのです。

そんなことをしていると、現実社会での生活がどんどん生きやすくなってくるんですね。苦手だった人間関係も、うまくいかないと思い込んでたことも、どんどん解決に向かうようになります。そこまでの経験が全て、自分の武器となりお仕事に活かしていけるのです。あなたの経験談を必要とする方が、あなたの周りに集まってきます。

ヒーラーやセラピストを目指す方は、どんどん自分が幸せになっていくといいです。それが何よりの宣伝になります。キレイで自慢できるような、決してラクなお仕事ではありませんが、わたしはこの仕事が大好きです。自分から受講された生徒さんから、一人でもそういう方が現れてくれることを楽しみにしています。「弟子の幸せはわたしの喜び」。師匠がそう言ってくださったように、わたしもまたその循環を創造していけるよう日々精進いたします。