全ては巡ってうまくいく【トーラスクリエイション】

スピリチュアルに軽やかにこの世を生きる

髪色革命

サイヴォーグの師匠に、いつも心配されてた事に「えりさん*1はね、あか抜けないとダメなのよ!」というのがありましてね。自己否定が強くて何かにつけて「わたしなんかどうせ…」と歪んで捻くれる人生を送ってきて、気がつけば「自分を飾る」という楽しみを放棄して生きてきました。せっかく女子に生まれておきながら。2年前の黒松内で「再誕生」のワークショップに参加した時も、やさぐれた自分を脱ぎ捨てて生まれ直す、というのを体験したんですが、その直前に思い余った師匠が「一緒に美容院行くわよ!」と北参道のサロンに半ば強制連行?されましてね、ええ。師匠と並んでヘアカット&カラーに挑んだのですよはい。不安と期待が入り混じる、でも、どこかワクワクする気持ちもあったなぁ。

当時の師匠はアッシュピンクのキレイな髪色。前下がりのショートヘアがとてもお似合いでして。スタイリストさんと相談して、まずはわたしも明るいカラーにしてみましょう!ということで、人生初のブリーチ込みのダブルカラーとやらに初挑戦したのです。わたしの決定的なコンプレックスは白髪。まさか髪色を楽しめるとは思っていなくて。しかしさすが都会のスタイリストさん「大丈夫ですよ!」と丁寧に頭皮への保護も施して下さって負担の少ないお心遣い。そんなこんなで師匠に背中を押され、人生初の金髪?にしたんです。金髪と言えば大げさかな?ナチュラルなハイトーンカラーに仕上がりました。

それが、すっごく心地よくて嬉しくて!初めて自分自身を楽しんだ、という感覚でしょうか。わたしも自分を楽しんでいいんだ!という自己への許可、赦しですね。半世紀近く生きていて、初めての体験でした。

田舎に住んでいるわたしは、どうしても保守的。世間体を何よりも重んじる両親の元に、長女として狭く厳しく育ったので、楽しむ、よりも、無難に、が全ての基準となっていて。わたしはそれが本当はすごく退屈だったんだ。それに、ようやく気づくことができた、いわば髪色革命。

それ以来、勉強でも、お仕事でも、東京に行く機会ごとに、先生に紹介してもらったスタイリストさんにヘアカット&カラーをお願いして、なかなか田舎では見かけないスタイルを年齢関係なく楽しんでます。髪色は毎日鏡に映る自分自身。メイクよりも自分自身なんです。伝わりますかねこの感覚。

以来、ピンク、マゼンダ、赤、、、それを全体ではなくメッシュ的に入れてもらうことも。ヘアカラーを自由に楽しんでます。何より自分のテンションが上がります。似合うかどうか、じゃなくて、そんな自分が好きなんですよ。そして、それに似合う洋服を探して、それに似合った自分を作る。ますます自分が好きになる。髪色から始める自分革命。やっと自分を好きになれる方法、師匠のおかげで見つかりました。

いい歳して、とか、他人は何か思うかもしれないけど、自分を自分で楽しんで好きになれるって、実はとても大切なこと。自己否定感の強い方がもしいらっしゃったら、わたしはヘアカラーを変えてみることをオススメします。

春ですからね。心軽く、開放的に。洋服の衣替えをするように、カラダとココロの衣替えをしましょう!わたしはまたキンパ、あ、ハイトーンカラーにしましたよ。まもなく次男の卒業式あるんですけどね!

今は二度とやってこない。毎日楽しく生きてます。

*1:なごみHN=本名えり