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【再考】普通の主婦が起業する

普通の田舎のおばちゃんが「起業」する。ここを目指す方や、憧れる方、近年の女性の社会進出に伴って、この分野もずいぶんと身近になりました。わたしが講師業を始めてからも、たくさんの方が受講にこられました。受講は楽しい。でも、ある程度習得してから、つまずく。これは、何を習っても同じです。

たとえば、起業には至らず次々と違う講座を受講し自分自身に活かす方。これはこれでいいと思うのです。自らの日常が彩り豊かになるなら最高じゃないですか。しかし問題はこの先です。「収入に繋げたい」というところから、突然先に進めなくなる方が多い。

わたしは最初からガチ起業思考でしたので、そこしか見てこなかったんですが、もう一つ全く別の分野があると気づきました。「主婦の空いた時間を利用してお小遣い稼ぎを」という形。ずっと、お金を受け取るなら同じ覚悟かと思ってたんですが、違ったんですね。ここは反省。わたしにとっては、それって単なる趣味でしょ?という分野に入ります(ごめんなさいバッサリいきます)。わたしの思考では、趣味は本人が楽しむためのもので、相手を楽しませたりする視点じゃないんですね。自分が楽しんで、尚且つお金が貰える!そりゃこの上なくオイシイお話ですよね。わたしにはそこに興味ないですけど。そもそも、その方の趣味で自分の人生にとやかく口出しされたくありませんし、その方の趣味につきあって身体を預けたりしたくありません。そこにお金を支払うなんてもってのほか。わたしはきちんとしたプロの方にお任せして、相応のお支払したいです。たとえお高くても価値があるものには惜しみなくお支払しますよ。

まず「起業する」ということは、普通の主婦じゃなくなる訳です。普通のOLでもなくなりますし、普通のおばちゃんでもなくなります。わたしがよりその意識を強く持とうとしていた頃、美容室にいくたび「普通の主婦って感じじゃあかんねん!」とヘアカットをお願いしました。無難な髪色で、無難なおばちゃんカットじゃダメなのです。いい歳ぶっこいて金髪にしたりサイドツーブロにして個性を爆発させてきたのは、まさにそのためでした。「脱・おばちゃん」「脱・普通の主婦」ここから自分を創っていく必要がありました。なぜならそれまでの環境も含めてどっぷりサラリーマン思考でしたので。ヘアスタイルは自分の意識改革と、他人への声なき宣言でもあったわけです。

髪型を奇抜にしないといけないわけじゃないのは理解してもらえると思いますが、とにかく「普通でなくなる」ここは避けられない覚悟だと思います。ここまで読んで「やっぱり私無理」と引き返したくなる人いるでしょ?列からはみ出ること、変わった人になること、目立つ人になること、まずここで自分が「試される」と思います。ここをクリアして前進する勇気が持てず、他の何かを受講される横方向に方向転換する方も多数みてきましたが、何を習得しても、どれだけ知識が増えても、このラインを自ら越えない限り先には進めません。

自分から動くことのできない方は、まず起業は無理です。いくら看板立ててもじっとしてては、お客さまはやってきません。自分から売りに行かねば周知すらしてもらえません。「行動」することは必須です。行い、動くこと。自分を売ること。自営業とはそういう意味です。自ら営む生業、ですね。

また、先生や師匠の言いなりでもダメなんです。師匠から受け取った技術やアドバイス、全て「自分」に置き換えて、改めて自分の形を考えないと。先生や師匠には絶対になれません。わたしは「わたし」でしかないですから。先生や師匠の言葉をヒントに、自分に置き換えて考えるのは自分です。誰もやってくれたりしません。

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わたしは常に「自由」を求めてきたので、今のこの自営業という働き方が大好きです。簡単ではないけど、全部自分次第なので、やりがいもあり何より楽しい。だからといって孤独でもなく、先輩や後輩、同志はたくさんいて賑やかです。それも、自らその縁を求めて行動したから。全ては自分次第です。となりの芝生の青さばかりに目を奪われていても、何もいいことありません。
わたし自身、開業届を税務署に提出して11年。亀さんのようなのろのろペースの歩みですが、少しずつ手探りでも前に進んでいる感覚は楽しいです。自分の進化に伴って周りにいる人の層が変化していくのも楽しいです。ゴールはまだ決めていませんが、目先の通過ポイントは着実に一つずつ、時には軌道修正も行いながら、今日も楽しく進んでまいります。

あ、お仲間さん絶賛大募集中ですよ。
ただし本気の方に限ります。