全ては巡ってうまくいく【トーラスクリエイション】

スピリチュアルに軽やかにこの世を生きる

あなたの一番良いところ

小中学時代の親友がね。すんごい美人だったんですよ。いわゆるキレイ系で細くてね。鼻筋がスーッと通っていて。わたしはと言えば、身長だけ高くてケツでかい。細くもないし丸顔鼻ぺちゃ。高校は別々になったのだけど一緒に音楽やってバンド仲間になって。彼女がベース、わたしはギター、ドラムとヴォーカルが男子という四人編成ロックバンド。彼女はスレンダーなワンピ着てカッコイーんだってば。バンド男子にモテモテちゃん。わたしはいつも彼女の引き立て役。コンプレックスの塊だったのさ。

コンプレックスの塊も、塊なりに考えた。彼女と同じ路線じゃ敵うわけないし、かといって同じステージに立たないわけにいかない。塊なりに考えた答えが「わたしはわたしの路線でいこう!」ということ。彼女は「キレイ系」なら、こっちは「かわいい系」でいこう。裾からレースがチラリ紺色チェックのスカートにビス打ちしたGジャン。髪には大きなリボンをつけて。彼女の大人っぽい美人系とは対照的。それぞれの個性を前面に出して、比べられない工夫をした。塊は解けてコンプレックスさようなら。この時に他人と比べない、わたしはわたし、個性の出し方を学んだ。

ケンカしても仕方がないし、闘っても疲れる。そもそも同じバンドだからね、横に並ばないわけにいかない。それでも卑屈にならず堂々と彼女の隣に立ちたくて、自分の個性に目を向けた。それが功を奏した。

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すごいね。18歳。人生で一番無敵で楽しかった頃。

 

思えばこの時から、他人と比べなくなった。他人に対しても個性に目を向けるようになった。さらに自分の個性を立てることに「こだわる」ようになった。他人には真似のできない唯一無二の自分。自分をよく知らないとできないこと。

闘わない、競わない、くさらない、妬まない。うっかりそれに取り憑かれてしまったらエネルギーバンパイアになっちゃう。そんなことにエネルギー使っちゃもったいないからね。自らを貶めないよう、プライドを捨てないで。

 

あなたにも唯一無二の武器がある。

自分で見つけられないなら、

いつでもおいで見つけてあげる。

あなたの一番いいところ。