全ては巡ってうまくいく【トーラスクリエイション】

スピリチュアルに軽やかにこの世を生きる

自立のもっと先にある想い

先日ふと友人と話していて、改めて気がついたのだけど。わたしは父親との強烈な依存共依存という関係性が人生の大きな大きなテーマで。そこを自ら断ち切ることにものすごく苦労した。しかし、そこから学び得たことが本当にたくさんあって。依存共依存から抜け出したそこにあるのは「自立」ただ一つ。

「自立」は「孤独」でもなければ「孤立」とも違う。自立こそが他人との一番いい関係性を築く上で、大切な条件であることに気づいた。他人に負担をかけることなく、圧をかけることも無く、時間を積み重ねて信頼を築き合える、そんな関係を築くための最低条件が「自立」にあると思うのです。だから「誰かがいないとダメな自分」にもなりたくないし、そう思われることもない。その関係性ではバランスが崩れた時に共倒れしてしまう。わたしは人が好きで、長く付き合っていける人との時間をとても大切にしたいから、共倒れだけは避けたい。だから依存はしないし、させない。

わたしの願いは「自由」であること。そして周りの人にもそうあって欲しい。もちろん家族にもそうだし、子供たちにもそうでいて欲しい。自由に自分の人生を、好きなように生きてくれたらいい。そのために自分で考えられる人であること、自分に責任を持てる人であること、この二つは子育てしていく上で外せない課題だった。そしてわたしも子供たちに依存しない。わたしが縛ると子供たちの負担になる。自分が父親との関係性で長く苦しんだからこそ、同じ思いをさせたくない強い気持ちがそこにある。

自立した人同士の関係は、お互いがフェアであり、寄りかかることがないから一緒にいて相手を疲れさせない。またずっとべったり一緒に居なくても関係が切れることもなく、久しぶりに会ってもブランクを感じない。なぜなら、そこには信頼があるから。

ずっと一緒にいなくても、意識と目だけは離さない。そしてひたすら相手を信じる。信じられる強さ。それには「自己信頼」が必要でね。自分を信じられないうちに相手を信じることなんかできない。わたしはいつも勝手に相手を信じている。片想いで終わることがほとんどだけど、いつかそれが返ってきてくれたら泣けるほど嬉しいなぁ。

同じように出会った時から、自立ができている方とは本当に気持ちの良い関係性が創れる。そもそも、自己信頼って完成した自分じゃなくていいんだよ。不完全な自分を愛することができていれば、それで充分、自己信頼になる。ダメな自分も好きになれるかどうか。だって人間に生まれてきた時点で完璧じゃないから。無理して完璧を目指さなくていいと思う。

気づいた人がいるだろうか。わたしのハンコは文字が縦に並んでいない。わざわざ横書きにしたものをオーダーして作っている。そこにその想いがある。領収書に押印するハンコもそう。お金を受け取った貴方と横並びの関係性を築きたい。上下関係ではなく、横並びの関係性を。そんな願いを込めてハンコを押す。
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「ワタシハアナタトスエナガクイイカンケイデイタイトオモッテイマス」